よるっこめの仮日本ずまい記 2014-2015

青年海外協力隊理学療法士隊員として2年5ヶ月のガーナでの活動を終え、次の地へ向かうまでの日々の記録。

家族で焼肉

カレンダーを見て、ふと気づきました。

 

もう、家族そろって外食できる日がない・・・!

 

週末はほぼ予定が入っており、唯一空いている日も叔母がショートスティに行く予定なので皆は揃いません。

 

そういう事で、ランチに家族4人で焼肉を食べに行きました。

本当は、回るお寿司(叔母が食べやすいため)に行く予定だったのですが、待ち時間が長かったため、近くの焼肉やさんへ。

 

考えてみれば、私以外、全員シニア。

もちろん、私は単品で注文するつもりだったのですが、

”食べ放題 シニア割引○○円!” ののぼりに、母と叔母はのりのりで、

「食べ放題 シニア3と大人1で!」

と注文。

 

そんな馬鹿な・・・と心の中でびっくりな溜息をつきました。

 

しかしながら、、食べ始めてすぐに、”食べ放題でよかったかも・・”と感じ始めました。

シニアの3人は(うち一人は85歳)、私がせっせと焼く中、もりもりと食べすすめていきました。

 

おじいちゃんは大のうどん好きで、ご飯をしっかり食べた後、うどんを注文。

もちろん、お肉は食べるし、キャベツの山盛りも大方一人で平らげ、たまごスープも、キムチも、とうもろこしも、最後にアイスとプリンも食べました。

 

よくおじいちゃん仏壇に向かってつぶやいています。

「ばぁちゃんや、はよぅ迎えに来て。」

 

そんなに食べる人が、”迎えに来て” もらえる訳がありません。

と私はこっそり心の中でつぶやきました。

 

そのつぶやきは、心の中だけでなく、音声になっていたようで、しっかり聞いていた母は笑い転げ。

その隣で、叔母はチョコレートケーキとアイスをぱくつき。

 

結局1時間半、焼肉やさんで過ごしました。

車椅子の叔母をとても親切に迎えてくれ、また広々ゆったりとした空間だったので、叔母も気をはらずにいられたようです。あんなに緊張していない叔母の顔を外で見るのはめったにありません。

 

回るお寿司じゃなくて正解で、とっても楽しかったランチタイムでした。