よるっこめの仮日本ずまい記 2014-2015

青年海外協力隊理学療法士隊員として2年5ヶ月のガーナでの活動を終え、次の地へ向かうまでの日々の記録。

ロータリー財団地区補助金奨学金面接

本日は上記奨学金の面接を受けに行ってきました。

 

名古屋駅近くのビルで行われました。
松阪地区事務所に推薦してもらい、書類審査はクリア。

 

予定時間より45分ほど早く着きました。
受験者は私を含め3人。
話を聞くと、2人ともMBA留学。

お1人はフランス、もう1人はアメリカのどちらもMBAトップ校。
MBAとは程遠い私でも名前を知ってるくらいの有名校でした。
日本での経歴も素晴らしい。

(面接後に知ってよかった。私の経歴なんて米粒のようなものです。)

 

面接してくださったのは、4名。
質問内容は・・・

 

・どうしてイギリスのこの学校なのか。
・ガーナではどういった仕事をしていたか。
・留学後はどうやって働くのか。日本?三重?海外?
・語学力はどうやって補うか。
・どうしてボランティア(青年海外協力隊)に参加したのか。
・具体的に学ぶこと、研究すること。
・もしこの奨学金が不合格だったら、今回の留学はやめるのか。
・現在の時点で資金は足りているのか。
・ロータリー財団のことは知っていたか。
・どうやってこの奨学金制度を見つけたか。
等々・・・

 


予定時間は30分でしたが、終わってみたら20分程でした。


とても話したつもりです。リラックスして、自分が話したいように、楽しく、熱意を持って。

ただ、もっといっぱい話したらよかったかも・・というより、ポイントをついてアピールしたらよかった・・・と大後悔しました。


特に、ガーナでどういう事をしてきて、そこから今回の留学にどうやって繋がったかという点をしっかり伝えるべきでした・・・。

今までの報告会や講演、取材等でお話する時のくせがついていて、ガーナでの活動は簡潔明瞭に話して終わってしまいました・・・馬鹿すぎる。もったいなさすぎる。


それに、障がい者支援・貧困削減を押しすぎて国際交流・国際協力・異文化理解への熱意を話すのをすっかり忘れ・・・。ロータリー財団ってこの点も重要視されそう。


しかも、ロータリー財団のこと知ってる?の質問に、インターネット等で調べた活動内容について触れ、そこでとまっておけばよいのに、「・・・という活動等であってますか・・・?他にたとえば・・・?」「ガーナ等の開発途上国にも事務所はあるんでしょうか?」等と超ど級の地雷を踏み、場が変に凍るという・・・。

 

結果は1週間ほどで通知されるということ。

 

他の候補者さんと比べたり、面接を振り返ったりすると、まず、合格の兆しがみえません・・・。

 

これを反省し、別の奨学金面接に備えます。
次の面接ではこうして、ああして、こう話して・・ずっとそんな事ばかり考えてます。
死んだ子の数を数えても仕方ない。
私よりずっと優秀で将来性のある方でしたら、負けたって仕方ありません。
もう祈るのみです。
本当に競争や勝負事はキライです・・・・。

 

あ。
一つ嬉しかったこと。
私が留学のことや、今後携わっていきたいこと、仕事について話をすると、大抵

“素晴らしいね。がんばってを実現してね。”
を追いかけてるのってすごい!”
“いつまでもをしっかり持ってるのってキラキラしてて素敵。”
の実現に向けてがんばってるね。”
等々、“”という言葉を使われます。


いつもしっくりきていませんでした。
今日の面接官さんは最後にこういって下さいました。


目標が実現するといいですね。がんばって下さいね!」


すごく嬉しかったです。
初めて、“目標”という言葉をかけて頂きました。


それを聞いただけで、この面接で伝えたかった事は、この面接官さんには伝わっていたんだととても嬉しくなったのです。


夢じゃなくて、ただの目標です。
達成するための手段や期間を(私なりに)綿密に計画している、目標です。
夢と言われると、漠然とした、大きな何かという感じがします。

あえていうなら。

退職後に夫と二人で世界一周。

これが私の夢です。

 

そんな旦那さま、みつけたいな。

みつけられたいな。